音楽学から世界をウォッチするブログ

音楽学を学んでいます。音楽に偏りまくった脳みそ、感性で前のめりに世界の勉強をします!マイブームは建築です!よろしくお願いします!

まるで

トンネルを抜けたみたい。

幼馴染と顎がずれるくらいに笑って、パッと世界が明るくなって、また私は私に戻れた。

 

どんなに変わりたいと思っていても、知らない自分を生きるのは怖い。結局は、これっぽっちの恐怖にも勝てないくらい、私は臆病だ。

 

そういえば、3.11のときに我が家のお雛様はペシャンコになってしまったので、将来お嫁に行けなかったときは、全ての責任をこのエピソードに擦りつけるつもりだ。

 

大きくて、温かい人。どうしてそんな風に生きれるんだろう。

 

私はというと、劣等感を抱くことで、「まだまだ到達できない世界があることを知っていますよ」とアピールしている。こんな中身のない劣等感なんて捨てて仕舞えば良いのに、なんとなく、小脇に抱えて「いやいや、こんなテンションですけどちゃんと考えいるんですよ、慎ましく。慎ましく。」というアピール。

 

「まどうてください。まどうてください。」

 

これは宮沢賢治の『ツェネズミ』という絵本の中のセリフだ。

 

「まどうてください。まどうてください。」

 

どういうシーンでのセリフなのかも、どういう意味のセリフなのかも、忘れた。

忘れた、というか、一度も理解したことがない。小さい頃から、今までの間、調べる時間も手段もたっぷりあったはずなのに、今もなお、理解したことがない。

 

そんなことばかりな気がする。

 

かけがえのない人への、聞きたいことや確かめたいことを、解決させないまま、ずっとずっとぶら下げて、ずっとずっと、なんとなくもやもやして、いつか別れて、いつか「懐かしい」になって、いつか忘れて、いつか思い出して、いつか思い出せなくなって、いつか老いて、いつか遠くなって、いつか死んで、いつか乾いて、いつか土になって、いつか地層になって、いつか、いつか